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2010年9月17日 (金)

エピソード45:「チャリー・パーカーのおまけ」の巻

<前回より続く>

・・・ジャズ・クラブ、「Kind of Blue」の母屋の居間で常連さんが四方山話・・・

ゼンさんが突然、大きな本を抱えてきた。

DUKEさん、これが、例のチャーリー・パーカーの写真集ですよ。

重さ6キロはちょっと大げさかも知れないけど、2リッター入りペットボトル二本分の重さはあると思うよ。」

箱入りの大型版だ。

Jazz_037

中には、パーカー以外にも貴重な写真が沢山載っている。

皆が、周りに集まってきた。

「レスターもいるし、これは誰だろう」と段々満腹になったご常連方は口がうるさくなってきた。

BIRDのアルトって綺麗に保管されているんだね、でも何度も質屋に入ったって物の本にはあるけどね、ちゃんと名前が彫ってある」

「でも良い雰囲気だね、もうジャズが渦巻いている空気が写真から感じられるね」

「ゼンさん、この本いくらしたの?」と。

Jazz_048

35千円、でもね、特に買いたい訳ではなかったの、その時、デパートでジャズ展が開かれていて、マイルスのペットを展示したりしていた、それを覗きにいったんだ。そしたら出口の売店で、ビックリするLPが置いてあるの、「REMARKABLE CARMEL JOHNES」、僕はこのLPを以前持っていたのに、行方不明で、また持ちたいと探していたけど、廃盤で見つからなかった、それがあるわけ、直ぐに聞いたの、これ幾らですかって、そしたら、このBIRDの本を買った人にオマケでつけるものだという。その時はそのLPが欲しい一途で、ためらわずに買った。」

Jazz_carmell_johnes

PJ盤だね」と大野が言った。

「そう、ジャケットもPJらしいでしょ、内容もハロルド・ランドと一緒で、『釣にゆこう』をやっていて、もうカーメルのいぶし銀の様な、よく伸びる中音域とハロルド・ランドのテナーのユニゾンのハモがたまらないわけ」

とゼンさんもいつに無く多弁になってきた。

「でも結果オーライでしょ、今になってみれば写真集も貴重だよね」自分でもテナーを吹く趣味の関谷さんが言った。

ゼンさんがここで急に真顔になって、「皆さん、是非ご協力をお願いしたのです、このBLOGで『再発熱望リスト』を作りたいのです」

「廃盤になって久しい、でもやはりCDでもいいからまた入手したいというレコードがあるでしょう、かなり再発をしているけど、未だ忘れられているものが、そう隠れた名盤などで、私なんかは、ローランド・ハナの「ペルージア」とか、このカーメル・ジョーンズなんかが最右翼なわけ・・・と言うことで、当BLOGのコメント欄に「是非、再発して欲しい盤を皆で出して、版元に熱望状を出しましょう!!!」

ゼンさんが一気にまくし立てた。・・・・・反響や如何に

Jazz4_035

[今日から始まる、「再発熱望リスト」皆さん、ご希望をお寄せください!!!!!]

周囲をみたら、スタッフは皆お店に行っていない。

時間がもう7時だ、いよいよ音出しだ。

今夜は、やはり耳直しに、ガッツのあるジャズを聴こう。

「さあ、そろそろ、ライブハウスに移動しましょう」とゼンさんが声を掛けた。

<次回へと続く、まだまだ続く>

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