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2010年10月29日 (金)

エピソード60:「今夜のゲストはマーク・マーフィーの巻」

<前回より続く・・・架空のジャズクラブから妄想のジャズライブTV中継「サタデーナイトブルース」だ!・・・>

前回同様のテーマ、「Cジャム・ブルース」にのってドアーが開き、TV画面はジャズ・クラブ「Kind of Blue」の中に入ってきた。

そして司会のピーターと藤さんが今夜のゲストを紹介する。

「みなさん、今夜のゲストはマーク・マーフィーです!」

先ずは藤さんが彼のキャリアについて話した。

「皆さん、1932年生れのこの歌手を聴いたことがありますか?1950年代後半から自分名義のアルバムを録音するもあまりブレイクはしなかった。60年代はRIVERSIDEに凄いアルバムを二枚残し、欧州へ、70年代に帰米後、MUSEからアルバムを出しました。」

「ではマークどうぞ!」

この夜、マークは立て続けにブルースを歌った。

           That‘s How I Love The Blues

           Jelly Jelly Blues

           Blues In My Heart

           Fiesta In Blues

           Rusty Dusty Blues

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河田トリオにまるでテナーサックスが加わったような、決して歌が加わったと感じさせない、楽器と対等の演奏を聴いているようだ。

歌に絡む、河田のピアノ、ベースの山田、大野のドラムがかなり激しくプッシュして煽っても、堂々と対応しスイング感を増長させてくる。

「こんなジャズ・シンガーはもっと聴かれて良いのではと思う」とゼンさんがコメントいれた。

最期に、「Wee Baby Blues」を歌って締めたが、拍手が鳴り止まない。

「アンコール!」の声だ。

マークが河田の耳元で囁いた。

かなりなアップテンポで、「♪ファソラソファソラソファソラファソー♪」

「MILESTONE」が始まった、この曲に歌詞があると知っている人は少ない。

お店の中から思わず「ウォー」という声と拍手だ。山田君のベースラインが快適だし、大野のリムショトが小気味いい。

「今夜は皆さん、お楽しみいただけましたか?今夜のゲストはマーク・マーフィーさんでした、ではまた来週!」

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<今回はマーク・マーフィーでした、私はこの人をジャズ・シンガーではなく、モダン・ジャズ・シンガーと位置づけております。いかがでしょうか?

いづれのレコードも共演者が凄いですね。>

<次回へと続くのだ・・・・次は誰だ・・トンでもないピアニストが飛び込んでくるかも・・・>

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コメント

7-8年前に来日した時、吉祥寺の「サムタイム」と赤坂の「Bフラット」でのライブを聞きに行きました。
若手ミュージシャンを連れて来てのライブでした。
バラードとスウイングを交互に歌い、声量は落ちていましたが、いい歌声を聞かせていただきました。
もうこれが最後の来日となると思ってましたが、再度の来日と聞いて驚きました。

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