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2010年12月21日 (火)

エピソード73:「閑話休題・ジャズとタンゴとフラメンコ」

<今回は閑話休題・・・ちょと話しをわき道に・・・・>

ジャズとタンゴはかなり近い存在だと考えている。

先ず、音楽、詩、踊りにストーリーがあり、主張がある、そして表現に即興性を求められる。

ピアソラのバンドネオンにルイス・ホルヘ・ボルヘスが「感情が踊りだす」と詠ったタンゴ、情熱、センセーション、哀愁、嫉妬・・・タンゴとは「秘密の出会いの場所」を意味するときもあると・・。

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1870年頃、ヴェノスアイレスの郊外で誕生し、キューバ、アルゼンチン、スペイン、イタリア、その全てが溶け合った瞬間に魅惑の芸術は開花し、パリで益々芸術へと昇華した。

このような、表現芸術の誕生を聞くと、ジャズととても似た誕生と存在、そして発展過程があるなと思うのです。

正に「ブルースの誕生」ではないですか。

ジャズにも官能とエロスの世界はある・・否、それが主題といってよいほど、ジャズは「生きる」ことと密接に結びついており、タンゴも人間が生きることと密接である。

エロール・ガーナーの左手と右手の関係は限りなくエロスのビハイン ザ ビートだ。

マイルスの抑制された音の置き方は、官能以外の何物でもないし、ピークへもって行くまでのじらし方はタンゴもジャズも同じと思うがいかが。

この他に、私は、スパニッシュ音楽やポルトガルのファド等を聴きます。

やはり表現にストーリーがあり、喜怒哀楽や特に哀愁を如何に表現するか・・ここにとても人間くささを覚え、憑かれるのです。

ロドリゲスの「暗いはしけ」や「4月のコインブラ」など良く聴きます。

フラメンコギターは学生時代に少し習ったことがあります。

ジャズのスパニッシュモードに魅せられて、フラメンコの世界をのぞき見たかったのです。

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モードの中でも民族音楽モードはいろいろありますが、スパニッシュは可能性が大きいモードスケールを持っていると考えるのです。マイナーとメイジャーの切り替えの気持良さもありますよね。

最近流行の、2度と6度を抜いた沖縄モード、ニロ抜きでは、発展性に限界があって結局は演歌の素になってしまうのです。

マドリッドでも行かれることがあったら、タブラオ(フラメンコのライブハウス)へお寄りください。

開始時刻は10時、真打の登場は午前2時頃、お開きが3時か4時です、寝ないようにね。

ドライシェリーや白ワインでウナギの稚魚(オリーブ油とにんにくでウナギの稚魚を茹でる)とオリーブの実でもつまみながら、ダンスと悲哀や哀愁のこもった歌を聴き、観るのも良いですよ。

ダンサーが決めのポーズを作ったら、「オレー」と掛け声でも掛けて。

でも、観光客相手の店に行ってはいけませんよ、マドリッドなら、「CORRAL DE 

LA MORERIA」ここが格調高い、地元の通が行くタブラオです。

詳しく知りたい方はコメント欄にお書きください。住所、電話お教えします。予約がいりますからね。

9時頃から夕食をとって・・そうですね、名物の黒鯛の丸揚げは・・LA DORADA(ラ・ドラダ)といいます。「LA DORADA」という専門レストランもありますし、マドリッドのセレブ、有名人達のたまり場の高級レストラン「LA GRAN TASCA」という店は良い雰囲気です。

東京で言えば「キャンティ」というところです。

なんだか、極秘観光ガイドになってしまった。

これからは、エディット・ピアフ、マリア・カラス、ジュリエット・グレコ、ジョルジュ・ムスタキ・・・なども書きましょうか、欄外や閑話休題コーナーでね。

<次回へと続く>

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